サンノゼライフ

現在、北カリフォルニアのクパティーノ市に住んでいます。
それにしてもクパティーノの物価の高さにはびっくり！！東京の物価は世界一高いなんて言われてるけど、それはもう昔の話。はっきりいってここのほうが高い！
この前うちの近くにマンションの売り物があったので、興味本位で見に行ってみたらその値段にびっくり。いまどき東京だってあの程度の中古マンションだったら３０００万円くらいだっていうのに、５０００万円もするの。多少値引きがあるにしたって４０００万円以上はするわよ。いったい誰があんなの買うのかしらと思うけど、けっこう売れるのよねー、これが。まさに日本のバブル状態です。
さすがにアメリカなんだから食料品は安いでしょーと思ってスーパーに行ってみたけど、やっぱり高い。唯一牛肉ぐらいかな？安いのは。でもまずい。鶏肉と豚肉は日本のほうが安いです。
結局こういう異常な価格設定でもみんなが買える状態にあるからいけないのよね。つまりここに住んでいる人の平均年収が以上に高いということ。アメリカ全体がこうなのではなく、このシリコンバレー地域だけが異常であるということ。アメリカ人も「ここの物価はクレイジーだ。全米でもここほど高いところはないよ」と言ってます。
いつバブルははじけるのか・・・と指をくわえて待ってるけど、今でもじりじり家賃は上がりつづけています。このままだと私も脱落しちゃうよー。

アメリカでの生活に必要な物のひとつとして、IDがあります。一番メジャーなものは、SSN（ソーシャルセキリュティ番号）ですが、最近はそのSSNを取得するのに制限が厳しく、ビザの種類によっては発行してもらえません。SSNが発行されない場合、ITIN（納税者番号）を申請することができます。さて、そのITINの申請ですが、アメリカ国内での必要書類として、パスポートのほかに、もう１種類の身分証明書を要求されます。アメリカの運転免許証を持っているのであれば、それでいいのですが、日本の免許証や国際免許証では身分証明書として認めてもらえません。
しかし、このITIN取得は、日本にある米国大使館のIRS（内国歳入庁：日本の税務署みたいなところ）に行っても手続きが可能です。身分証明書は日本の運転免許証でもOK！それとパスポートの２通で発行できました。ただし、IDの送付先はアメリカ国内の住所になります。そうそう、パスポートには、有効なビザの添付も必要ですのでご注意を。

アメリカで運転経験のある人ならお分かりだと思うけど、とにかくみんな速い！普通の道でも時速40マイルから50マイル（＝時速64ｋｍから80ｋｍ、ちなみに制限速度は35マイル＝56ｋｍ）、フリーウェイに至っては遅い人で60マイル（96ｋｍ）、飛ばし屋さんになると100マイル（160ｋｍ）で走ってるんだから（ちなみにくぱちはフリーウェイでは75マイル＝120ｋｍくらいでいつも走ってます）。ただ基本的にアメリカの道は、ご存知のとおり車線も多いし広いので、そのくらいのスピードで走ってもあまり怖くないんだけどね。
でもこれがフリーウェイの合流となると話は別。日本だったら高速道路の合流付近てなぜかもともと走っている車が一番左の車線は空けておいてくれるでしょ。万が一左の車線を走っていたとしても車が入ってきたら減速するとか、逆に早く通り過ぎるとか、とにかく事故が起きないように工夫するじゃない？しかしアメリカ人はまさに Going my way！って感じで絶対そいういうことしないの。合流だろうがお構いなくひたすら同じ状態で走りつづける！しかも日本より合流レーンが短いから、入ろうとする車はまだ十分加速しきれていない状態でそのスピード地獄に突っ込んでいくことになるの。すいてるときは何てこと無いんだけど、混んでるときは最悪！！もたもたしてると後ろからビービー鳴らされるし、でもこっちはまだ50マイルくらいしか加速できてないのに入ると、すぐにすでにフリーウェイを走っていた車に追いつかれてまたビービー鳴らされるしで、とにかくフリーウェイは大嫌いだった。だからよっぽどのことが無い限りフリーウェイは使わないようにしていたの。
そんなとき、うちの近くにLawrence Exwy.という道があったのね。Express Wayというぐらいだから当然フリーウェイの一種だと思っていつも避けてたの。ところがひょんなことでFry'sという超大型家電ショッピングセンターに行った帰りいつの間にかそのLawrence Exwy.にのっていたのね。いや、のっていたという表現は少々誤解があるわ。だってLawrence Exwy.は単なるフツーの道だったんだもの。信号もあるし、普通の道との交差点はあるし、とにかく一般道だったのよ。しかもこれがチョー快適！
「Exwy.」というのは「高速道路」ではなく「快適な道」という意味で使われていたということが分かったわ（これはくぱち流の解釈）。
というわけですっかり快適さを知ったくぱちは、それ以降どこへ行くにもLawrence Exwy.を使うようになったのでした。あービビッて損したー。（でも相変わらずフリーウェイの合流は怖いです・・・）

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