サンノゼ空港のレンタカー事情

 実はくぱちは自分の車を持たずいつもハーツレンタカーを利用しているのですが、先日の状況にはほとほと参りました・・・。
今まではバゲージクレイムで荷物をピックアップした後、すぐに空港カウンターで手続きをし、運が良ければそのままエレベーターに乗って空港建物内の駐車場で車をピックアップ、最悪でも無料シャトルバスに乗り近くの駐車場までいってピックアップし、だいたい飛行機から降りて30分後くらいには空港を出られていました。
しかし今回はいつものようにカウンターに行ったところおじさんから一枚の紙を渡されました。
それが悪夢の始まりでした・・・。
その紙には「すべてのレンタカーカウンターは別の場所に移った」と書いてありました。
そこでおじさんの説明の通り無料シャトルバスに乗って行こうとしたところ、まずそのバス乗り場が人で溢れかえっており、私たちは運良く1回で乗れましたが、乗れない人もたくさんいました。しかもそのバスがなかなか来ないのです。
そしてかなり(10分くらい)走った後レンタカー各社が集まっている場所へ到着、そしてそこで私たちは妙に疲れきった表情の人々の光景を目にしたのです。
なんとなくいやな予感がする中、長蛇の列にとりあえず並び、やっと1時間近くたってからカウンターにて手続きを済ませました。普通だったら手続き後はすぐ車をピックアップできるのですが、この日はなんと車を割り当てられるまでに更に待たなくてはいけませんでした。しかもたかが車の割り当てに待つこと1時間。待つ場所もなければイスもありません。ただただその辺につったっている状態で、しまいには座り込んで寝てしまう人もいました。よくあの状況で気の短いアメリカ人が吠え出さなかったと思いますが、それはもうひどいものでした。
しかもレンタカー会社の人のいう事がいいじゃないですか。
私が「いつもこんなに混んでるの?」と聞いたところ、「いや、今日だけよ。」「それじゃ、いつこっちに移ったの?」「昨日よ」「・・・・・!?」昨日移ってきたばかりで「今日だけしか混んでいない」と平気で言えるアメリカ人。ほんとびっくりです。
それにこの話題は当然地元サンノゼでは大きなニュースであり、地元紙サンノゼマーキュリーにも大きく取り上げられていました。
今でももしあの状況が続いているのなら、ちょっと次回空港でレンタカーを借りることを考えてしまいます・・・。
どなたかその後の様子を知っている方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください。

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